「すでにモラハラ夫と結婚してしまった。。」
「もう諦めるか、別れるしかないのか?」
「モラハラ夫とどう向き合っていけばいいのか。」
そんな思いをしている方への 記事です。
モラハラ夫であるトリ夫が
現在は「オレ様程度」に緩和されるまでの
私が大事だと思った方法について
書きたいと思います!
では、スターーーーート!!!!!
前提(我が家の場合)
・威嚇はあっても暴力はなかった。
→どうしても力ではかなわない。
トリ夫は体格がよくて、私は小柄ですから
暴力の一線を越えたら手に負えないと
線引きしていました。
・モラハラ行動はあるが、愛情はある。
→自分自身も普段は愛情をもて、
より良い関係に改善したいと思っていました。
尊敬できるところがあったり、
助けてくれたり頼れる面がなかったわけではないので。
・互いに不倫など不貞行為は全くない。
→トリ夫のよいところは、
「浮気はありえない」という
思っている、私自身もそれを感じれることです。
プライドが高く偉そうでも、
二股はありえないと古風なトリ夫の考えが
結婚する決め手でもあったので、
これが揺らいだら
トリ夫が夫である理由は一つもなくなると
考えていました。
これは譲れない。
これが崩れたら信頼関係を築き直すのは
私には無理です。
モラハラ夫対策!
今の状況を「変えたい!」「変えられる!」と気付く。
とにもかくにも、これが大事!
私は、自分に自信がないので、
相手が怒った時には、
「私の何がいけなかったのか?」
「また、怒らせてしまった。」
「どうしよう。」
「彼が怒るのは変えられない。」
と思っていました。
今の状態を「変えられないもの」
「自分が変わるしかない」
と自分に原因を探し、右往左往していました。
しかし、
「トリ夫が言うことは確かに合っていることもある。
また、トリ夫に何を言っても無駄だ。
自分が頑張らないと。」
と思うと、本当の原因が全く見えなくなります。
また、モラハラ夫の思うツボで、
相手は変わろうとしません。
トリ夫もそうでした。
だって、自分が変わらず相手が言うことを聞いてくれる方が
「楽」ですからね。
もうこれは立派なマインドコントロールです。
そうではなく、
「この状況を変えたい!!」
「この状況は変えられるんだ!!」
と、思えないと先には進めません。
自分を責めて終わるのではなく、
「この状況はおかしい。」
「相手に課題がある。」
と認識することです。
どんなに自分に至らない、できていないところが
あったとしてもです!!!!!!!
怒鳴りつけて、
捨て台詞を吐いて
自分の要求だけを押し通すのは
お互いを支え合う関係ではありません。
自分に至らないところがあったとしても、
「相手を思いやった伝え方」ってあります。
まずは、
「この状況は おかしい。」
「この状況を 変えていきたい!」
と、思えることが 夫を変える
家庭を変える 一歩です!!!!
相手の借金は肩代わりしなくていいんです!!!!!!
2点目に、大事なことは、
「モラハラ」について知ることです。
知らないと「認識」できないですからね。
「知は力なり」です。
「これは モラハラだ!」と認識できないうちは、
今起こっている状況を客観的に見られず、
弁が立つトリ夫に言われっぱなしでした。
まずは、「経済的DV」について。
私が目からウロコだったのは、
「経済的DV」でした。
そんな言葉あるなんて知らなかったです。
経済的DVとは、配偶者に金銭的な自由を奪い
経済的に追い詰めることです。
トリ夫の場合は、
仕事はするし、共働きOKだし、
お金の使い方を極端に制限はしてきません。
しかし、
・必要な生活費を出さない(自動引き落としでないと出し渋る)。
・自分の出費で足りなくなった分を妻にせびる。
・安易に消費者金融でお金を借りる。
ということをしていました。
そして、私は
「借金体質な夫の借金は妻が返さないといけない」と思っていました。
それは大きな間違いでした。
借金は、基本的に借金した本人のものであり、
趣味や浪費についての借金の返済義務は
配偶者や家族が返済する必要は「ない」!!!!!!
のです。
これを見た時に、電流が走りました。
どうして、このことを私は知らなかったのか!???
どうして、こんな大事なことを だれも教えてくれなかったのか。
本気でそう思いました。
声を大にして叫びたい。
浪費のための借金を 家族は払わなくてもいい!!!!
もう尻ぬぐいしなくていい!!
それ以降、
「これからは、お金が足りなくなってもお金は出さない。」
「自分の借金は、自分で返す。妻に返済義務はないから。」
「消費者金融に今度借りた場合は、両親に言う。」
と、突っぱねられるようになりました。
なんでもっと早く自分で調べなかったのかと、自分でもびっくりです。
そして、前回「モラハラ夫の特徴」について
話しましたが、
そのためにググって「モラハラ夫とは」を検索しました。
今は夫を「モラハラ体質の人」として認識して
アンテナを張れていた「つもり」でした。
でも、ググってみると、
「あれもモラハラ行為だった。」
「モラハラ行動の裏には、そういう心理があったのだ。」
と、気付かされました。
一人立つ決意をする
さあ、「モラハラ夫」の生態について客観的に見られるようになってきましたね!
次に大事なのは、
- 今の関係を壊すことを恐れない
- 別れてもいい決心をする
- 逃げ場について考える
です。
「モラハラ夫」は、
言いなりになってくれる相手や状況にあぐらをかいている状態です。
小心者で 本当には自信がない人です。
「いくら言っても
歯向かってこないし
結局、俺を頼るしかないんだ。」
と思っているのです。
その井の中の蛙の目を覚まさせてあげられるのは、
「あなたがいなくても、私、大丈夫ですから!」
という「あなたの自立」しかないと考えます。
私の場合は、公務員という経済的地盤が強かったことは
本当に助かりました。
今まだ仕事を辞めていない人は、結婚しても絶対やめない、
または違う仕事でもよいので 収入が入る手段を手放さないことを
強くお勧めします!
貯金がある、収入があるということは
想像以上に支えが大きいです。
ましてや、子供がいればなおさらです。
専業主婦であっても、
実家やシェルターなど、
方法はあるので、
諦めないでください。
信頼できる人に相談する=孤立しない
これができたら、半分以上は乗り越えています!!!!!
私自身、10年かかりました。
自分の味方をつくると自信になり、
また、自分では見えなかった選択肢に
気付かせてくれることもあります。
そして、なにより
モラハラ夫は世間体を気にしており、
自分の悪事を
外に話されるのは大きな脅威となります。
さて、誰に相談するか。
私の場合は、
近所でお世話になっていた先輩ママです。
先輩ママと言っても、ママ友ではなく
お子さんがもう成人されている方でした。
太陽みたいに包容力があり、芯の強さがありました。
そして、夫とも知り合いだったことも大きかったです。
夫を知らない人に話すのも、ありだと思いますが、
私としては、
「私と夫を知っている人が、客観的にどう思うのか」
「夫を知っている人で、私の味方になってくれるなら心強い」
と、無意識で思っていたのだと振り返ると分かりました。
自分の恥部をさらすような思いで、
でもこの腹立たしさと悲しさをどう捉えたらよいのか苦しく
緊張しながら電話をしたことを覚えています。
でも、大きな一歩を踏み出せて本当によかった!
自分が勇気を出して言えたことを
誇りに思います!
私の場合は 知人でしたが、
とにかく口の堅い、信頼できる人に吐露できることを
願っています。
話しているうちに、自分の状況が整理され、
気付かなかった自分の思いが見えてきて、
私にとって本当に貴重なことでした。
義父母を味方につける
トリ夫の場合、義理の両親は裕福でとても優しくて 包容力のある方です。
夫は義両親のことで悪態をつくこともありますが、
結局、「自分の確固たる味方」
「自分を守ってくれる人」です。
そんな身内に、自分の悪行を知られることは
死ぬほど避けたいことのはずです。
また、義両親にとって息子は、
口でなんと言おうとも 結局かわいい息子です。
そのため、私は感情的にならないように、事実を伝えるようにしました。
例えば、トリ夫が自分の要求(高価な車を買いたい)を通したいが、
嫁がダメだと邪魔してくるという話をしていた時。
折を見て、トリ夫がいない時に
今まで借金を私が立て替えていた。
夫に自分の予算内でやりくりしようというマインドがないため
自分が具体的に伝えても うまくいっていない。
要求が通らないと暴言を吐いている。
このままだと、家族としてやっていくのが難しいと感じている。
と話しました。
義両親としては、かわいい息子を離婚させたくない
かわいい孫に親の離婚を経験させたくない
力になってあげたいという思いがあるので、
私の味方になってくれました。
と言っても、トリ夫もいい大人なので
義両親もあからさまに怒ったり いさめたりせずでした。
ただ、トリ夫のわがままが出た時には
「鵜呑みにしないでくれている」ことが分かっているので
前より安心できるようになりました。
もちろん、状況が悪くなり
モラハラ度が再燃したら
すぐ義両親に相談しようと思います。
夫が怒っても不機嫌になっても忖度しない、はっきり言う
前述した「自立する」と関係していますが、
相手の出方に振り回されないことです。
トリ夫の必殺技である
「罵って、捨て台詞吐いて
威嚇して去るパターン」を封じるのです。
やり方は簡単です。
こっちが言いたいことを はっきり言うのです。
「今まで話し合いをしようとしても、
トリ夫が怒って うまくいかなかった。
話し合えないのであれば、家族としてやっていけない。
トリ夫の言い方は 世間一般的にはモラハラだよ。
いざとなったら、話し合いを録音して
他の人に聞いてもらったら 立派なモラハラだと分かると思う。
トリ夫は、どう思う?」
私は、これを言った時に、
モラハラを受け入れている自分への決別宣言のように感じました。
また、トリ夫の様子から、
「まずいな。」という
表情が見て取れました。
もしかすると、相手は変わらず あなたを罵倒して
暴言を吐くかもしれません。
でも、確実に「今までの妻ではない。」と伝わっているはずです。
もし、身の危険を感じるような相手の場合は、
・録音しておく
・第三者に入ってもらう
・第三者にあらかじめ状況を伝えておく
・人目のあるところで伝える
など、準備しておくと安心だと思います。
私が実際にトリ夫に言った言葉集
「その言い方、超モラハラだよ~^^」
「トリ夫が自分の考えを尊重してほしいと思うように、
私だって思っている。
もしかして私の意見は取るに足らないと思ってるの?^^」
「私は〇〇(息子の名前)のママだけど、トリ夫のママじゃないから。
お母さんがしてくれることを 私に求めちゃダメじゃない?」
「もともと他人同士なんだから、
話してすり合わせしていかないと うまくいかないよ。」
「感情入ってなくても全然いいから、『ありがとう』『ごめんね』は言って。
感情なくても言わないより100倍いいよ!」
「それって、お父さんお母さんに言っても大丈夫な発言?」
「2人で納得して話し合えるようにしたいけれど、
暴言吐いて終わりだと話し合いが進まない。
大事な問題だから、
◯◯(義理の母など)を入れて話し合いをしようと思っているんだけど
どうかな。」
まとめ
トリ夫の場合、妻を自分の母親のように扱ってよいと勘違いしていました。
妻をアゴで使い、言いなりにさせることで自分を大きく見せることに躍起になる
なんともセコイのです。
傲慢な面が目立ちますが、実は小心者で 身内が自分の思い通りにならないと
どうしたらよいか分からない 器の小ささが特徴です。
上記で様々話しましたが、まとめると
対策としては、
◎外に開いていく(人に相談、人に入ってもらう、外で話すなど)。
◎相手が憤慨しても 動じず はっきり言う。
の2点です。
私も今「自立」して自分の人生も楽しめるように、
「私じゃ無理かも。」
という、自分で自分を小さくする弱さ打開に挑戦中です!!!
私もあなたも
大事な一人です!
共に頑張りましょう^^
読んでくださり ありがとうございます!!!
torico